4月から。

アメリカでは、新学期は夏の終わりから始まる。

しかし、桜の季節に何か新しいことを始めたいと思うのは、

日本人の性なのだろうか。


アメリカに来て、いつも1人で出来たことが出来ない。

町に数人しかいない非白人の1人になり、

ちょっとした買い物も主人が一緒じゃないと行けない。

そんな私の気持ちをやわらげてくれたのは、この土地の「古いもの」だった。


移民の国であるこの地に移り住んだ世界各国の人々。

彼彼女らが、私と同じように不安な気持ちを持ちながら、祖国のものを持ってきた。

また、祖国のものに似ているデザインを見つけては、思いを馳せていた。


アンティークやヴィンテージというと堅苦しいが、

所謂古道具に触れ、その歴史を学び、同じようにそれらを愛する人たちと親しむ。


このことが、どれだけ私を救ったか分からない。


古いものの良さを、日本人にも再発見してもらいたい。

そういった思いで、ここに少しずつだが紹介していきたいと思う。



Jade Garden

現在、アメリカの北西部に在住。 西海岸のアンティークストアを100店舗以上周り、今年よりディーラーとして活動を開始。 ビンテージのガラス製品、食器、ジュエリーを中心に収集している。 また、移民の国ならではのバリエーションで、アメリカ製のもの以外にも、ヨーロッパや戦前の日本の品物など、幅広いコレクションがある。 将来日本に帰国後に、ショップ開店を計画中。

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